給食、今と昔
小・中学校の給食を見直すための文部科学省の会議に出席することがあります。
昭和40年ごろまでは、学校給食は、「1日に必要な栄養素量の半分を供給する」という、
目標がありましたが、物が豊富な現在、栄養素量としては「1日に必要な栄養素量の33%を供給」に変わり、給食の中味について「1回の食事でどういうものを食べると健康に良いか身をもって覚えていく」という方針に変わってきています。
いま、間食も含めて摂取熱量が多すぎる子供がふえていることを十分に考慮しなければいけなくなってきました。
栄養素別には、動物性脂肪のように、平均摂取量が必要とされる量をオーバーしているものや、カルシウムや鉄のように不足しがちなものもあり、給食の献立づくりは、専門家の英知を絞っての作業です。
子供たちにとって「おふくろの味」はイメージしづらくなりつつありますが、給食は、標準的な和食の良さを知ってもらう貴重な機会でもあります。
交通・通信システムの発達や家電の進歩で、身体をあまり動かす必要がなくなり、また、食べ物はいつでもどこでも手に入る世の中になりました。生活習慣病の予防は、子供の頃からの食習慣に始まるということから、この領域に関する教育に真剣に取り組もうという声が高まっています。
コラーゲンのお話
今、コラーゲンが注目されています。
最近では、栄養食品や美容の関連でもコラーゲンについての記載が目につくようになりました。
コラーゲンは、皮膚や骨や血管の主要な蛋白質であり、これからは老化の起こりやすい部位といえます。たとえば皮膚のコラーゲンが酸化して性質が変わると皮膚に弾力がなくなり、シワができてしまいます。冠動脈の血管壁を作るコラーゲンに酸化変性がおきると、やはり弾力が奪われてしまい、文字通りの「動脈硬化」を進めます。
実際に、長寿で知られる沖縄では豚肉をはじめとして食事にコラーゲンをうまくつかているな、と思います。
コラーゲンは、鶏ガラを煮込んで作ったスープや、骨まで食べられるような肉や魚などから取り入れることができます。





