コメンテーター
徳竹医院(埼玉県川口市)
徳竹英一(とくたけ えいいち)先生
A.
胸痛、胸内苦悶、息切れなどの狭心症の発作がおきたら、まずは安静が基本です。すでに発作を起こしたことがあり、ニトログリセリンなどの薬を医師から処方されている人は、常に携帯し、家人にも置き場所を知らせておきましょう。
狭心症の胸痛は、通常段々と痛みが増し、安静かニトログリセリン舌下などにより10分以内に治まることが多いのですが、15分たっても治まらなかったり、ニトログリセリンでも効果がない場合には、心筋梗塞の危険があります。大事にいたらないためには、一刻も早く医療機関にに行くことが重要です。その際は、周囲の人々の行動がたいへん重要になってきます。心筋梗塞で亡くなるケースの半分以上が、発作後1時間以内に死亡しています。
このような事態に陥らないためにも、まずは、動脈硬化の危険因子の予防・治療に取り組みましょう。すでに発作を起こしたことのある患者さんのご家族の方は、心肺蘇生法(心臓マッサージや人工呼吸)などの応急処置について、ぜひ指導を受けていただきたいと思います。



